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2020.06.05

大人の結婚準備vol.2  結婚式はする? しない?

結婚式は、ふたりの新たなスタート

入籍をしたカップルの中で結婚式を挙げた人の割合は約83.4%(出典元:マイナビウエディング「結婚式とは?披露宴との違いや、結婚式のスタイル・実施率など【結婚のキホン】)

結婚式を挙げなくても、何かしらのセレモニーを実施する人が多数

結婚式を挙げなかった人には、「家族の事情や妊娠中だった」「再婚同士だった」など、その理由はさまざまあるようです。ですが、披露宴はしなくても親族だけやふたりきりで挙式だけ行う人やフォトウェディングを行い、ドレスや和装姿を写真に残す人など、多くの人が何かしらのセレモニーを行っています。

結婚式を挙げた理由は? 新しい出発を意識する節目にも

結婚式を挙げた人に理由を聞いてみると、「親孝行のため」「ウェディングドレスへの憧れ」「同棲期間が長かったので、ひとつの区切りとして」など、こちらも理由はさまざま。結婚式を挙げて初めて「結婚した実感が湧いた」という方も多いようで、結婚式は新しい出発を意識するためにもとても有効なセレモニーだと言えます。

結婚式、挙げてよかった理由とは?

挙式、披露宴、披露パーティを含めて結婚式にかかった総額は、ゼクシィ結婚トレンド調査2019(出典元:ゼクシィ結婚トレンド調査2019 /P170「挙式、披露宴・披露パーティ総額」)によると平均で354万9000円。大きなお金が動く結婚式ですが、これだけの費用をかけても挙げた人のほぼ全員が「挙げてよかった」と答えるほど、結婚式を挙げることで得られるものは計り知れません。準備から当日まで、ゲストに喜んでもらいたいとお料理や飲み物、引き出物を考えたり、親への感謝の手紙をしたためることで改めて自分の人生を振り返ったり、そのプロセスの中には、新しい発見や学びがあふれています。

「結婚式」に向けて、チームとしての結束力も芽生える

お相手のこれまで知らなかった家族や会社、友人との人間関係や金銭感覚が明らかになったり、何度も話し合ったり、時にはぶつかり合ったりしながら、きれいごとではない部分を共有することで、覚悟や決意も固まっていくようです。「結婚式」という一大プロジェクトを担うふたりが成功を目指して、報告と相談、選択と決断を繰り返していく中で、チームとしての結束力が強まり、終わった後には大きな達成感が得られるのです。

挙式だけ、撮影だけの人も大切にしている「指輪」の存在

結婚の形も多様になってきた現代、それに伴って結婚式に対する考え方も人それぞれになり、昔に比べて挙式スタイルも自由になってきました。その中で変わらず、誰もが大事にしているのが、伝統的な儀式でもある指輪の交換。挙式ではもちろん、フォトウェディングのみを行う人でも、撮影で指元にフォーカスした写真を美しく撮ったりと、ふたりの想いを「形」にした結婚指輪は、時代や世代を超えて脈々と引き継がれています。指輪を交換する瞬間の気持ちは、きっと太古から現代の人まで等しく厳かで神聖なものでしょう。結婚指輪にはそんなパワーがあるのです。

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