customer design
report 02
オーダーメイドだから着物のように粋なこだわりを実現できるのがうれしい
泉二 啓太さん(銀座もとじ 二代目)
リングデザインシステムを使えば、ウェブ上で結婚指輪 婚約指輪をオーダーメイドできる「アクレード」。「1本の糸から、一人ひとりと。」をブランドコンセプトに着物や和装小物を販売している「銀座もとじ」の二代目、泉二啓太さんに、リングデザインシステムを体験していただきました。
着物のように経年美化していく結婚指輪を選びたい
結婚指輪に求める理想のデザインはありますか?
泉二着物は三世代で使うもの、と言われていますが、結婚指輪も永く使うものですよね。理想としては、人生とともに”経年美化”していくといいなと思っています。アクレードはWEB上でデザインできるのが面白くて、実は昨日もずっと家で試していたんです。あっという間に1、2時間は経ってしまいますね。プライベートでは洋服に合わせてアクセサリーをすることもありますが、仕事で着物を着るときはあまりつけません。でも結婚指輪はフォーマルなシーンでつけるだろうと思い、今日はちょっとドレッシーな着物を着てきました。鏡を見ながらサンプルをつけてみたら、「着物にはマットな質感でシルバーの色味がさりげなくていい」「予想よりも細い幅のほうが自分の手には似合う」ということがわかり、いつか買うときのシミュレーションになりました(笑)
デザインの仕上げはプロフェッショナルの力を借りて
オーダーメイドはいかがでしたか?
泉二着物も反物を選ぶところからのオーダーメイドなのですが、悩むことはほぼありません。ところが結婚指輪となると、想いがこもるからか決めるのが難しい。テクスチャーや色味、エッジの微妙な違いでイメージががらりと変わるので、選択肢の多さに頭を抱えてしまいました。そんなとき、リングアドバイザーの方にアドバイスいただくと、自分の欲しいものが明確になっていく。「プロの意見って助かるな」と実感しました。リングの外側と内側の色を変えることもできると聞きました。見えないところにこだわり、という点は、着物の「裏勝り」と言われる羽織の裏地のような感覚で粋だなと思います。
profile
泉二 啓太さん
1984年生まれ。「銀座もとじ」二代目。高校卒業後、ロンドンの大学でファッションを学ぶ。卒業後パリへ渡り、2008年に帰国。2009年から「銀座もとじ」に入社。「着物をワードローブの一つの選択肢に」、「着物に関わる仕事が憧れられる職業に」その夢を叶えるため、店舗での接客をはじめ、日本全国の産地・作家を自ら訪れオリジナル商品の開発や、お客様参加型の着物づくりの企画運営、次世代に向けて日本の手仕事や着物の魅力を伝えるワークショップを開催するなど、着物文化を国内外に広める活動を精力的に行っている。
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