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2020.05.27

フルオーダーメイドの結婚指輪も「鍛造/たんぞう」ブランドがおすすめ?

鍛造の結婚指輪なら、丈夫で歪みにくく傷つきにくい誓いの印に

結婚指輪には製造方法の違いから、大きく分けて「鋳造リング」と「鍛造リング」の2 種類があります。アクレードの結婚指輪は主に鍛造リングです。「たんぞう? あまり聞いたことないな」と思われる方も多いと思いますが、その特徴は、漢字が表している通り。まさに地金を「鍛えて」リングをつくります。地金を鍛えることによって、長年身につけ続ける結婚指輪にとってとても重要な丈夫さ、硬さとしなやかさを兼ね備えることができるのです。

「鍛造製法」と「鋳造製法」は何が違う?

ジュエリーや日本で多く流通する結婚指輪の多くは溶かした貴金属をロウ型などに流し込む「鋳造製法」でつくられています。複雑な装飾でも加工がしやすく、量産にも向いていて、コストも抑えられるから。ですが、地金を鍛えた「鍛造製法」と比べると、丈夫さで劣る場合もあり、扱い方によっては歪みやすく、表面に傷もつきやすいという特徴があります。

アクレードは「鍛造リング」にこだわり、フルオーダーメイドで結婚指輪をつくっているブランドです。それは結婚の想いや誓いをいつも肌身離さず身につけていてほしいから。その誓いの印が歪んだり傷ついたりすることがないよう、願っているからです。ぜひ結婚指輪を選ぶ参考にしてください。

まるで鍛冶屋の職人技! 硬さをキープし丈夫なリングを成形

鍛造リングづくりは地金の元となる貴金属を高温で溶かして板状にすることから始まります。板状に成形したあとは、何百トンもの圧力をかけローラーで何度も何度もひく圧延と呼ばれる重要な工程に。この圧延の作業で板状に成形した金属の目に見えない粒子が均一にそろい、鍛えられ硬い状態になるのです。単に硬くなるだけでなく、少しずつ粘りも出てきて、この粘りがつけたときの心地よいしなやかさと丈夫さにつながります。

つくる過程でどんどん鍛えられ、貴金属が強くなるのが「鍛造製法」

この工程は日本人が思い浮かべやすいものとして挙げるなら、鍛冶屋の職人さんが刀や刃物を鍛える工程に近いもの。丈夫な刀をつくるためにカンカンカンと熱い鉄を打っている職人の姿、なんとなく想像できますよね? 鉄を打って刺激を与えると刀は強くなりますが、それに値するのがローラーでひく圧延の工程です。

圧延を終えて密度の高い地金が出来上がったあとは、特別な工作機械でリング型に打ち抜きます。貴金属を高温で液体にして型に流し込む鋳造製法とは違って、硬い地金のままパンチングすることで硬度は守られ、さらに職人が手作業でサイズや厚みを調整していく段階でも、リングの内側と外側から圧力をかけながら行うので、貴金属はどんどん鍛えられて強くなります。

歴然の差があるからおすすめしたい。ドイツの職人”マイスター”の鍛造結婚指輪

最新の工作機械と職人の熟練の技を合わせることで最高のクオリティを引き出せる鍛造リング。機械といっても簡単なものではなく、上手に扱うためには長年の経験が必要です。アクレードのマイスターたちはそれぞれ自身の経験から得た知識やポイントをまとめたノートをもっていて、それは辞書のように分厚く、そのことからも機械を扱うのに相当な鍛錬が必要なことがわかります。同時に職人の熟練の技も駆使しながら手作業を加えて、その都度調整しながら完成に近づいていきます。またここは大事なポイントにもなるのですが、同じ鍛造職人といえど、やはりドイツのマイスターの技術は格別なもの。圧延の仕方ひとつでも通常よりも多くの工程を踏み、完成品の繊細さや緻密さ、また硬度や強度の高さといった質も世界随一です。

さらにアクレードでは鍛造製法で仕上げた指輪を、通常のイエローゴールドやレッド(ピンク)ゴールド、ホワイトゴールドだけでなく、6色ものゴールドのカラーから選べるよう用意しています。

日常で身につけるからこそ、デザインと同じくらい丈夫さも重視して

結婚指輪は日常で身につけるため、丈夫さはとても重要。ふとしたときに重たいものを持ちあげたり、硬いものを強く握ったときに、大事な結婚指輪が変形してしまったという話も耳にします。ドイツのマイスターがつくる、質の高い鍛造リングで、どんなときにも安心して身につけていただけたらと思います。

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