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2021.01.25
職人がつくるドイツメイドの結婚指輪ってなぜ人気? ドイツリングの豆知識
世界中の結婚指輪がつくられる、 幸せの街「フォルツハイム」
「付け心地にこだわりたいからドイツの鍛造リングがいい」や「経験を積んだ職人の手でつくられる指輪が欲しい」など、ドイツリングが選ばれる理由はさまざまです。遥か昔に始まったドイツリングの歴史と伝統は、時代を超えて今も引き継がれています。
金属加工の工房が集まる街
日本でも、焼き物工房や職人が集まる場所に「焼き物の街」ができたように、ドイツでも古くから、多くの工房が集まり指輪づくりが盛んに行われている街があります。そのなかのひとつ、金属加工の工房が集まる街がアクレードが生まれた「フォルツハイム」です。
質の高さやデザイン声の高さでも有名に
フォルツハイムでつくられる指輪は、質の高さやデザイン性の高さで知られるようになり、今では世界の装飾品が集まる街と呼ばれるほどに。映画「指輪物語」に登場する指輪がつくられたのもこの街の工房。世界の名だたるジュエラーの指輪も多く手がけるフォルツハイムの工房では、今日も世界中の結婚指輪がつくられています。
職人の道を極めたマイスターたちによる結婚指輪 婚約指輪づくり
世界がドイツリングに一目置く理由に、ドイツのマイスターたちの存在があります。マイスターとは、国が認める職人の道を極めたスペシャリストの称号。ドイツには、国をあげて職人を育成するプログラムがあり、その道を選んだ人は10代の頃から多くの時間をかけて修行と経験を積み、マイスターになることを目指すのです。
職人という立場にとどまらず、デザイン面にも大きな影響力を持つマイスター
確かな審美眼をもつマイスターは、職人という立場にとどまらず、設計の段階からアドバイスやアイディアを求められることもあり、デザイン面にも大きな影響力をもっています。
デザイナーや職人の関係性が近く、互いの意見をリスペクトし合いながらひとつの指輪をつくりあげることも、ドイツリングの特徴。そのため黙々と作業をする職人のイメージとは違い、とても饒舌で、コミュニケーション力の高いマイスターも多いのだそう。
アクレードの指輪づくりに生かされている高度な技術と芸術的な視点
マイスターたちの高度な技術と芸術的な視点は、アクレードの結婚指輪・婚約指輪づくりにも存分に生かされています。アクレードのマイスターたちは、古くから続く伝統を引き継ぐだけでなく、新しい地金の素材開発を行ったり、難易度が高いデザインにトライするなど、常に革新的で最先端の技術を取り入れることも大切にしています。
ドイツブランド好きの時計コレクターや工芸ファンはドイツリングが好き?!
世界がドイツリングに一目置く理由に、ドイツのマイスターたちの存在があります。マイスターとは、国が認める職人の道を極めたスペシャリストの称号。ドイツには、国をあげて職人を育成するプログラムがあり、その道を選んだ人は10代の頃から多くの時間をかけて修行と経験を積み、マイスターになることを目指すのです。
革新的な技術を常に更新する姿勢は、もしかしたらフォルツハイムのある場所にも関係があるのかもしれません。フォルツハイム近くの街、シュトゥットガルトはメルセデス・ベンツやポルシェなどの一流ブランドが本社を置く自動車工業都市として有名な場所。最新のテクノロジーが集まる場所に近いことが、アクレードが最先端の技術に取り組み、革新的であり続けることを後押ししているのかもしれませんね。
美しい見た目と精巧な技…マイスターの仕事ぶりに感動したとの声も
美しい見た目と、職人の精巧な技、そしてどこか硬派なところや語れるウンチクがたくさんあることもドイツの結婚指輪 婚約指輪の魅力。ドイツリングに惹かれる人のなかには、時計コレクターや器などの工芸品に興味がある人、こだわりの家具や美しい建築が好きという人が多いのもうなづけます。実際にアクレードの結婚指輪を手にとったお客さまからもマイスターの仕事ぶりに感動したとの声もいただきます。
ところでドイツでは、さまざまな本に”おじさん”の姿をした妖精が描かれているのはご存知でしょうか? ひょっとしたら、毎日毎日工房でふたりの幸せを願って、結婚指輪をつくり続けるおしゃべり好きのマイスターたちは、ドイツの妖精たちなのかも…しれません(笑)。