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2023.03.09
結婚〇年目の名称は?
結婚の周年記念の名称やふさわしいプレゼントを解説
ご夫婦にとって大切な記念日である結婚記念日。皆さんはどのようにお祝いしていますか?
結婚50年目の金婚式や25年目の銀婚式は有名ですが、実は結婚の周年によってもっと細かく名称があることはご存知でしょうか。
今回は周年の名称や、その周年に贈り合うのにぴったりのプレゼントをご紹介します。
金婚式・銀婚式以外にも!結婚〇周年の名称一覧
結婚記念日を祝う風習は、ヨーロッパが発祥の地と言われています。
特に結婚記念日を大切にするイギリスでは、15年目までは1年単位、それ以降は5年ごとに次のような呼び名が付いています。
【結婚記念日の名称】
1年目:紙婚式
2年目:藁婚式(綿婚式)
3年目:革婚式
4年目:花婚式
5年目:木婚式
6年目:鉄婚式
7年目:銅婚式
8年目:青銅婚式(ゴム婚式)
9年目:陶器婚式(鉛婚式)
10年目:錫婚式(アルミ婚式)
11年目:鋼鉄婚式
12年目:絹婚式
13年目:レース婚式
14年目:象牙婚式
15年目:水晶婚式
20年目:磁器婚式(陶器婚式)
25年目:銀婚式
30年目:真珠婚式
35年目:珊瑚婚式
40年目:ルビー婚式
45年目:サファイア婚式
50年目:金婚式
55年目:エメラルド婚式
60年目:ダイヤモンド婚式
75年目:プラチナ婚式
イギリスでは、結婚記念日にはこの名称にちなんだ物を贈り合う風習があります。
例えば1年目はアルバムや手帳などの紙製品、2年目はハンカチやシャツなどの木綿製品、3年目はベルトや財布などの革製品、4年目は花束やフラワーギフトなど、最初のうちは安価で日常的に使える物が多いようです。
そして徐々に高価なものへと変わっていき、25年目の銀婚式からは宝石に。
これは、年数を重ねてさまざまな困難を乗り越えることで強固になった夫婦の絆を祝福し合うという意味を持つのだそうです。
周年の節目にふさわしいプレゼントに、アニバーサリージュエリーがおすすめ
日本ではイギリスのように名称にちなんだ贈り物をプレゼントするというよりも、特別なディナーや家族旅行を楽しんだり、お互いの好きなものを贈り合う夫婦が多く見られます。
普段はなかなか口に出せない感謝の気持ちとともに、相手のことを考えてプレゼントを選ぶのも楽しい時間ですね。
かつては「スイートテンダイヤモンド」といった言葉が流行ったように、10年などの節目の年にはアニバーサリージュエリーを贈り合う方も。
長年寄り添ったおふたりの愛を再度証明するために「永遠の愛」や「お互いを信頼する」といった意味が込められているダイヤモンドがあしらわれているジュエリーを贈るのも素敵ですね。また、永遠の愛の象徴とされる「エタニティリング」を選ぶのもおすすめです。
指輪は婚約指輪や結婚指輪で充分……という方には、ネックレスやピアスなどを徐々に揃えていくのも良いアイディアでしょう。
結婚記念日は、おふたりが歩んできた道を振り返ることができる特別な日です。
周年を迎えるごとに、そのときが思い返されるようなプレゼントを選んでみてくださいね。