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2020.06.01

結婚指輪をいつまでも美しく保つお手入れ法

結婚指輪を傷つけてしまうかも… 暮らしのNG集

結婚指輪をいつまでもきれいな状態で保つためには、正しい扱い方を知り、定期的にお手入れをすることが大切です。間違った扱い方やお手入れをしてしまうと、指輪を傷つけてしまったり、地金が変色してしまうことも。まずは、いつも身につけている結婚指輪も外しておいた方がいい場面をいくつかご紹介します。

浴槽やキッチン周りの掃除が指輪を傷つける!?

日々の暮らしの中では、浴槽やキッチン周りなど掃除の際に注意が必要。強い洗剤を使うときは、成分によっては指輪を傷つけてしまうことも。結婚指輪は外すのがベストですが、少なくともゴム手袋をつけることを心がけてください。

スポーツジムや温泉では変形、変色の可能性も

スポーツジムに通っている方は、たとえ鍛造製法の指輪でもダンベルなど硬く、重たいものを強く握ると、指輪が変形してしまう可能性があります。また、温泉や温泉成分の入った入浴剤を使うときも要注意。硫黄などの成分によって化学反応が起こり、シルバーや銅が変色したり、指輪が黒ずむなどの影響が考えられるので、指輪は外しておくことをおすすめします。

自宅でのメンテナンスも注意が必要!?

続いては、自分でできる結婚指輪のお手入れについて。毎日つけていると気付きにくいのですが、思っている以上に指輪は汚れています。特にダイヤモンドの指輪は、隙間にホコリがたまったり、手洗い時の石鹸カスが流しきれていないことが多いのです。そんなとき、家でできる簡単なお手入れを覚えておくと便利ですよ。用意するものは、中性洗剤と毛先のやわらかい歯ブラシ。小さな容器に水と中性洗剤を入れしばらく指輪を浸けたら、毛先のやわらかい歯ブラシでダイヤモンドの周りを軽くブラッシング。また、リングの内側に、光穴と呼ばれるダイヤモンドをセットするときにつくる穴がある場合は、そこも汚れが溜まりやすいのでブラッシングをします。これだけですが、想像以上に輝きが取り戻されているはずです。

使う前に、指輪の地金や石についての確認を

今は、さまざまなメーカーから指輪を磨くためのお手入れグッズや洗浄器が販売されていますが、こういった商品も使う前に指輪の地金や石について確認してから使ってください。例えば、鏡面加工のものなら磨いても大丈夫ですが、それ以外のテクスチャーがついているものは、磨くよりも洗う方が安全。磨くことによってテクスチャーの繊細さが失われてしまうことがあります。

研磨剤や研磨剤が入った歯磨き粉などを使って磨くのも絶対にNGです。指輪のアーム部分に、拭いた布目がそのまま傷になって残ってしまうこともあるので、気をつけましょう。

ふらっと店に立ち寄って、気軽にメンテナンスを

アクレード銀座では、1年に一度お店に来ていただき、超音波を使ってのクリーニングをご案内しています(無料)。定期的にプロのメンテナンスを受けることで、結婚指輪の美しさをキープし続けられますのでぜひご利用ください。もしも、ご自身で超音波クリーニングをする際は、ターコイズやアクアマリン、エメラルドなどは石にヒビが入ってしまう恐れもあるので、注意が必要です。

新鮮な輝きを保ち続ける秘訣は、数年に一度の仕上げ直しやメンテナンス

数年に一度は、仕上げ直しをすることも長く美しく使うための秘訣。ジュエリークロスで磨いただけでは取れない汚れや、ダイヤモンドの爪が緩んでいないかなどをチェックし、新品のような状態にお戻しします。

指輪のメンテナンスというと、敷居が高く感じたり、面倒に思えるかもしれませんが、銀座に遊びに来たときにふらっとアクレードに顔を出す感覚で立ち寄っていただけると嬉しいです。定期的なメンテナンスでいつまでも美しく、新鮮な輝きを保ち続けていただければと思います。

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