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2022.12.23

鍛造リング、鋳造リングの違いとは

鍛造リング、鋳造リングの違いとは

指輪を選ぶときに最も重要視されるのは「デザイン」だと思います。しかし、リングは製造方法にも違いがあることをご存知ですか?
今回は「鍛造(たんぞう)リング」と一般的なリングの製造方法である「鋳造(ちゅうぞう)リング」について詳しく解説します。

鍛造リングと鋳造リングの特徴

鍛造リングと鋳造リングは、製造工程から大きく異なります。

鍛造リングと鋳造リングの特徴

鍛造リングの製造方法とメリット

圧延した貴金属をリング型に打ち抜いたものを加工する製法を「鍛造」と言います。その字の如く金属を叩いて「鍛える」ことで強度を高め、また圧延の工程でも地金が鍛えられ、丈夫なリングを作ることができます。さらに真円でつなぎ目がないことから、永遠を誓う結婚指輪にも好まれます。

鋳造リングの製造方法とメリット

高温で溶かした金属を型に流し込み、冷ましてから仕上げる製法を「鋳造」と言います。複雑な形状でも比較的容易に成型できることや、曲線を多用したデザインの再現性が高かったり、デザインの自由度が高いことがメリットでしょう。

アニバーサリーリングには鍛造製法が最適な理由

デザインの自由度の高さや同じ形のリングを量産できることから、一般的なファッションリングは鋳造製法で作られているものが多く見られます。
その一方で、婚約指輪や結婚指輪、その他記念日の日に贈り合う指輪には鍛造リングを選ぶ方も。その理由には、次のようなことが挙げられます。

アニバーサリーリングには鍛造製法が最適な理由

耐久性

鍛造リングは、何と言っても丈夫さが魅力です。その硬度は鋳造リングと比べ、2~4倍と言われています。そのため、家事や仕事などの際に身に付けていても変形しにくく、留めている石なども外れにくいこともメリットのひとつでしょう。

つけ心地

数百トンもの圧力をかけた地金で作られる鍛造リングは金属の密度が高いため、表面が滑らかなのも特徴です。毎日身に付けているものだからこそ、つけ心地の良さにはこだわりたいところです。

デザイン性の高いドイツ製鍛造リングacredo

アクレードはフルオーダーメイドにより、おふたりのこだわりが詰まった指輪を実現するブランドです。アクレードの指輪は、誓いの印が歪んだり傷ついたりすることがないよう、すべて鍛造製法でおつくりしています。
*一部エンゲージリングは鋳造もあります。

ドイツのマイスターの技が光る高品質の指輪

ドイツのマイスターの技が光る高品質の指輪

アクレードが生まれたのは、ドイツの西南部に位置する「フォルツハイム」。多くの工房や工場が集まることで知られる、世界でも有数の宝飾産業が盛んな街です。
ドイツリングが一目置かれている理由のひとつに、ドイツのマイスターたちの存在があります。マイスターとは、国が認める職人の道を極めたスペシャリストの称号。ドイツには国をあげて職人を育成するプログラムがあり、10代の頃から多くの時間をかけて修行と経験を積み、マイスターになることを目指しています。
さらにドイツでは、結婚指輪はふたりの誓いの証という意味に加え、神に対する約束という意味を持つ神聖なものとして扱われています。
このように精神的な価値と先端技術、最高レベルの職人技が融合したものがドイツの鍛造リングなのです。

品質の高さとデザイン性を兼ねた、アクレードの鍛造リング

ドイツのマイスターたちの高度な技術と芸術的な視点は、アクレードの指輪づくりにも存分に生かされています。アクレードのマイスターたちは、古くから続く伝統を引き継ぐだけでなく、常に新しいことに挑戦。地金の新素材開発を行ったり、難易度が高いデザインにトライするなど、革新的で最先端の技術を取り入れることも大切にしています。

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