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2023.1.26
結婚式・入籍に最適な日取りはいつ?
2023年の縁起の良い日をチェック!
日本には古くから暦により日の吉凶があるとされています。吉日についてそんなに気にかけていなかった方でも「入籍や挙式はせっかくなら良い日取りにしたい」と思う方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は日本に伝わる吉日や、挙式・入籍にぴったりな2023年の日取りをご紹介します。
まずは定番の「大安日」をチェック
大安や仏滅などで知られ、その日の吉凶を占う「六曜」は、カレンダーや手帳にも表記されるほど私たちにとってなじみ深い暦注です。
中国大陸で生まれた六曜は鎌倉時代末期に日本へ伝わり、江戸時代の終わり頃から暦の中で使われるようになりました。
六曜は、
- 大安(たいあん)
- 友引(ともびき)
- 先勝(せんしょう/さきがち)
- 先負(せんぷ/さきまけ)
- 赤口(しゃっこう/しゃっく)
- 仏滅(ぶつめつ)
の6種に分かれています。
一般的に挙式や入籍に適していると言われているのが、六曜の中で最も縁起が良いとされる「大安」です。「友を引く」という意味でお葬式などでは避けられる「友引」は、お祝いごとに関しては大安の次に縁起の良い日とされています。
結婚式場は大安と土日が重なる日が激戦となるため、次の候補として友引の日も入れる方も。
反対に「仏滅」や「赤口」は縁起が悪いとされ、結婚式や入籍日に避けられる傾向があります。一方で、仏滅や赤口の日は結婚式の費用が割引になる式場もあり、六曜を気にしない方はそれを利用するという手もありますが、ご両親や親戚が気にされる場合もあるため、ご家族に相談することをおすすめします。
一粒万倍日や天赦日が重なる日がおすすめ
縁起にこだわるなら、干支や陰陽道でも縁起の良い日をチェックしてみましょう。
一粒万倍日
一粒万倍日とは二十四節気に基づき定められた吉日のこと。「一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる」という意味から、何事を始めるにも良い日とされています。
一粒万倍日は1年に60日ほど、平均して月に4~6日ほどあるため、他の吉日と重なる日も多いでしょう。
天赦日
天赦日とは、陰陽道において一年で最も縁起の良い日のこと。漢字からも分かるように「神様が天に昇り、天がすべてを赦す日」とされています。天赦日は年に数日しかありませんが、一粒万倍日が重なる日は最強の開運日と言われています。
2023年の最強の開運日は?
ここまでご紹介してきた「大安」「一粒万倍日」「天赦日」は、1年の間に重なる日が数日あります。
ゲストもお招きする挙式は土日祝日に限られてしまうという方も、入籍は縁起の良い日に行うというのもひとつの手段でしょう。
以下は2023年に大安と一粒万倍日、または天赦日が重なる縁起の良い日の一覧です。
また、結婚式や入籍だけでなく、引っ越しや結婚指輪を買うタイミングに、縁起の良い日を取り入れるのも良いですね。
- 1月6日(金):一粒万倍日、天赦日
- 1月9日(月・祝):一粒万倍日、大安
- 1月21日(土):一粒万倍日、大安
- 3月1日(水):一粒万倍日、大安
- 3月21日(火):一粒万倍日、天赦日
- 4月12日(水):一粒万倍日、大安
- 5月10日(水):一粒万倍日、大安
- 5月21日(日):一粒万倍日、大安
- 6月2日(金):一粒万倍日、大安
- 7月23日(日):一粒万倍日、大安
- 8月4日(金):一粒万倍日、天赦日、大安
- 8月10日(木):一粒万倍日、大安
- 9月18日(月・祝):一粒万倍日、大安
- 9月30日(土):一粒万倍日、大安
- 10月17日(火):天赦日、大安
- 12月19日(火):一粒万倍日、大安
- 12月31日(日):一粒万倍日、大安
記念となる日は思い入れも大切に
ここまでは縁起の良い日にちをご紹介してきましたが、結婚記念日はそれだけで決めることはできません。
ふたりにとって忘れられない日、思い入れのある日があるならば、縁起は二の次といった考え方もあります。周囲の目や都合も考えて挙式は大安の土日祝にしたけれど、入籍はふたりにとって大切な日にするのも良いでしょう。
おふたりで充分話し合い、一生の思い出となる結婚記念日にしてくださいね。